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2013年01月18日
添加物のホントに怖い話
「添加物の神様」阿部司さんインタビュー
手間いらずで、味は日本人好み…。デフレ不況による食費カットで、家庭でも外食でも安価な加工食品への需要は高まる一方だ。だが、毎日のように口にすることへのリスクはないのか?
日本人が中国製品を好む理由
――ここ数年「激安」を売りにする飲食店が続出しています。これらの店では食材として、安価な中国産や東南アジア産の製品を使用していると言われますが。
阿部
それはもう常識。日本は今、あらゆる食材を南米やアフリカから仕入れて中国に送り込んで、現地でパッケージして輸入しています。
最近は東南アジア製も多いですが、中国製は相変わらず人気。危険性が指摘されているのに何故か?
まず、中国製は日本の業者から激しく求められているからです。コストの中で一番かさむのは人件費ですが、中国で作れば10分の1。そのため信じがたい食品までが、中国で作られている。幕の内弁当のおかずも、焼き鳥、肉団子、漬物も全部そうです。
それらは消費者からも熱烈に求められている。“安い、簡単、きれい、”を私たちは短絡的に好むからです。
確かに意識調査をすれば、消費者の優先順位は“安全・安心”となる。しかしそれは「意識」にかぎっての話です。実際の消費行動では“安い、簡単、便利、きれい”が最優先されます。
そうした日本の消費者の欲求を満たすのに一役買っているのが、添加物です。残菜やくず肉を美味しいと感じさせたり、別の方法で作られた人工的な食材を本物のように錯覚させる効果があるからです。
添加物の知られざる「食の効用」
――なぜ、私たちは、中国製の食材や加工食品にかぎらず、添加物たっぷりの食品に手を伸ばしてしまうのでしょうか。
阿部
今、食品業界ではコスト削減のため、原料を別のものに置き換えることが日常的に行われています。イミテーション食品もある。加工食品もある。
世界中から二束三文の食材を買い漁って中国や東南アジアなどの拠点に集め、あたかも日本産の食材を使って調理したかのように、多量の添加物を加えて味や匂い、食感、色彩などを成功に捏造する。そんなやり方は、アメリカでもやっていない。
そこでは、安全性が疑われる無数の添加物が、微量の使用という理由で普通に投入されています。すぐに害が出ることはないかもしれないが、長年体内に蓄積されたらどうなるか、誰にもわかりません。
しかも、いったん舌が慣れてしまうと好んで添加物を摂るようになる。添加物の中には味覚を麻痺させるものもあり、塩分や油分の多い食べ物も平気で摂るようになってしまう。成人病やメタボリックシンドロームの原因にもなりかねません。
――日本の食卓は、これからどうなってしまうのでしょうか?
阿部
今後、私たちを取り巻く「食」のありようは、ねじれていくはずです。現在、一部上場の商事会社ですら、管理の目が行き届かないような、海外業者が扱う輸入ものが歓迎される一方で、日本で獲れた新鮮で安全な魚介類や野菜が日本では全く売れず、中国の富裕層のため輸出されている。
長崎で獲れる本当に鮮度の良い鯵が中国に輸出され、安いというだけで、海外の鯵が逆に輸入されている。おかしな話です。(2010年5月発行のため、現在の福島第一原発事故はまだ起きていません)
手間のかわりに200種類の添加物
――でも、やっぱり日々の生活が苦しいし、安さ優先にならざるを得ませんが…。
阿部
ハッキリ言って、日本の消費者が求めている“安さ”は錯覚です。こんなふうに考えてみてはいかがでしょうか。1本30円の焼き鳥には船賃や何十人もの人件費が入っている。それらを差し引いた原価を考えると、原材料は物価の低い中国や東南アジアの中でも極めて安いくず肉のはず。
一方、1本100円の焼き鳥は、親父さんの人件費が1人分はいっているだけ。実際にはどちらが安い買い物でしょうか?
そう考えると、激安食品はとても“値打ち品”とはいえません。“安い、簡単、便利、きれい”にはメリットとデメリットがあるとことを考えることが大切です。
1食分作る手間が省けるのは確かにメリット。しかし、出来合いの安いお弁当を買ったら200種類の添加物を同時に摂ることになる。これはデメリット。あなたならどちらを選びますか?
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なぜ、あんなにキレイな色の牛肉なんでしょう?なぜ、腐らないのでしょう?なぜ、ハムは日が経てばおかしな色に光るのでしょう?なぜ、ゆで麺はいつまでもあの状態なんでしょう?
考えれば考えるほど、怖いことだらけです。一度見直した方がよさそうです。
別冊宝島1707「命を脅かす! 激安メニューの恐怖 」より阿部司氏のインタビューより抜粋しました
【参考にした書籍】
●命を脅かす! 激安メニューの恐怖 (別冊宝島) (別冊宝島 1707 ノンフィクション)
転載終わり
ショッキング
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