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原発から100キロ 会津若松から18万ベクレル&福島の現実 「政府の見殺し」

ここでは、「原発から100キロ 会津若松から18万ベクレル&福島の現実 「政府の見殺し」」 に関する記事を紹介しています。
原発から100キロ 会津若松から18万ベクレル
(日刊ゲンダイ2011/8/18)

「東京でも至急調査が必要」と専門家



◆雨水升の汚泥から

福島第1原発から西へ約100キロ地点で、1キロあたり約18万6000ベクレルの放射性セシウムが検出された。

現場は、福島地裁会津若松支部の敷地内の雨(う)水(すい)升(ます)。

16日、福島地裁が発表したのだが、政府がコンクリートなどで遮蔽して保管することを求める基準の1キロあたり10万ベクレルを大幅に超えている。

それだけでも恐怖だが、会津若松は、福島県でも原発のある浜通りとは山岳地を隔てて汚染が少ないとされていた地域だけに深刻だ。

会津若松支部では、汚染された汚泥が見つかった雨水升と、敷地内で比較的線量の高かった升の2カ所を立ち入り禁止にしている。

敷地内には他にも雨水升は十数カ所あるが、いずれも1マイクロシーベルト以下だった。

福島地裁は「いまは検査機関に数字の再検査をお願いしている」というが、同じ敷地内でこれほど濃淡が極端だと不気味な話だ。

今回がたまたまなのか。
どこまで調査すべきなのか。

京大原子炉実験所助教の小出裕章氏がこう言う。
「(会津で高濃度セシウムが検出されたことは)当然だと思います。側溝など汚染が濃縮される場所はどこでも調べるべきです。東京でも今回レベルはあると思います。本来なら日本全国を調べる必要があります」
 
汚染もここまで拡大してくると、もはや除染もままならない。

小出氏が続ける。

「掃除をしたところで、今はどうしようもない状況です。子どもが触れるところであれば、掃除するべきですが、そうでなければそのままにしておくのもひとつの手です」

高濃度汚染された汚泥を安全に取り除く方法も、捨てる場所もないのが現実なのだ。
自宅の玄関前の側溝や、さらには雨水升まで丹念に掃除するキレイ好きの人もいるが、当分は作業を中止した方がいい。

(写真:除染作業を進める福島県郡山市)


◆市営プール近くで放射性物質を検出…川崎
 読売新聞 8月19日(金)9時2分配信

川崎市は18日、同市中原区上平間の平間公園内にある市営プール付近で採取した落ち葉から、1キロ・グラム当たり1万2400ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

このため19日からプールの利用を中止する。

市公園管理課によると、公園の放射線量を測定した市民の連絡を受け、15日に職員がプール周辺を測ったところ、プール隣に積まれた落ち葉から0・66マイクロ・シーベルトの放射線量が検知された。
分析の結果、放射性セシウムが検出された。

現在この場所にはシートがかけられ、立ち入り禁止になっている。
市は今後、落ち葉を撤去し、市内の各公園で落ち葉の集積場所を測定する方針。

同課によると、プールは夏休み中、1日約250人が利用していたという。

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正直、もう適切な言葉が見つからない。。

これまでは主に「ホットスポット」と呼ばれる地域にて、特に放射性物質による汚染が問題視されてきたが、もはや東日本全域が「ホットスポット化」していると言っても過言ではないであろう。

上記ゲンダイ記事にて指摘されているように、福島原発のある浜通りとは山岳地を隔てているため、比較的汚染が少ないとされてきた会津若松のような場所にて、基準値(10万ベクレル)を大幅に超える土壌の汚染が確認されたという事実はかなり深刻と言わざるを得ないであろう。

そして、福島原発からは相当離れた位置にある川崎市でさえ、1万2400ベクレルもの放射性セシウムが検出されたのであるから、東日本が着実に放射能汚染に蝕まれつつある現状が浮き彫りになったと言えよう。

東日本にはもはや安全と言える場所はほとんどないのではなかろうか?
そして、相変わらず福島牛だけがスケープゴートにされているが、東日本にはもはや安全な
農産物も水もないのではなかろうか?

同問題については、気の利いたことも言えず、客観的事実と悲観的観測をツラツラとコメントすることしかできず申し訳ない気持ちでいっぱいある。

無力ながら、今、自分にできることは「一体何が起きているのか」を一人でも多くの国民に伝えることだけである。

(転載終了)

福島の現実 「政府の見殺し」

こんな無責任な政府がこの世界に存在すのか? 



情けないです。






8月18日 健康や命より国が優先したもの 小出裕章(そもそも総研)
2011年8月18日(木)、テレビ朝日モーニングバード「そもそも総研」に小出裕章氏がVTR出演されました。コメント蘭にてしんちゃんさまより頂いた書き起こしの情報をそのまま掲載させていただきました。ありがとうございました。(追記)Shigetaさまより、動画の存在を教えていただきました。

テーマは、「そもそも政府は放射能を甘く見てるんじゃないの?」・・政府の対応についてですが、小出氏の他に、京都大学原子炉実験所の今中哲二氏がチェルノブイリについて、 日本大学生物資源科学部の小澤祥司氏が福島の除染の現状と今後について語られています。

録画
玉川徹氏・政府は放射能を甘くみてるんじゃないの? 1/2




玉川徹氏・政府は放射能を甘くみてるんじゃないの? 2/2


==以下、小出氏インタビュー部分の書き起こしです=====

  *「3.11 放射能汚染 政府の対応は?」

玉川「この原発事故、それから放射能汚染に関して、政府の対応はどうだったとみられていますか?」

小出「彼らはこんな事故が起きるとは露ほどにも思っていなかった。だから、どのような対応がとれるか本気で考えたこともないし、(事故が)起きてしまった状態ですばやく動くこともできないし、なんとか事故が小さくあって欲しいと強くたぶん願ったということで、一つ一つの作業が後手後手になったということだと思います。」

玉川「先生はメルトダウンの可能性として考えた時に、その先にまぁ原子炉の爆発ということも考えられたと以前伺いましたけれども・・」

小出「そうです。 3月12日の段階でそれを疑いました。」

玉川「ということはですね、炉心溶融の可能性を政府の中の専門家もわかっていたのだとすれば、最悪の場合として、原子炉の爆発もたぶん頭の中にはあったはずですよね?」

小出「ええ、専門家の頭の中にはあったと思います。」

玉川「ということは、爆発すればですね、その 3kmとか20kmとかで済まない被害になりますねよね?」

小出「そうです。」

玉川「頭の中にあるんだとすれば、なぜ 極端な話を言えば、福島県全員の避難とかそういうふうなところまでいかなかったのか ということが私には理解できないんですけれども?」

小出「私にも理解できません。防災ということの原則というのは、悪いシナリオ悪いシナリオを描いて住民を守る、そして事態がそれほど悪くなかったのであれば、良かったなと思う・・そういうのが防災の原則だと私は思うのですけれども。少なくとも今回の事故の場合はそうではなかったのですね。楽観的な見通し楽観的な見通しを取って、対策をなるべく少なくしたいというもとでやってきてしまったのです。」

 *激白 「国の対応のせいで被ばくは拡大した」

玉川「避難させないことによって、しなくてもいい被ばくをした人が福島の中にいっぱいいるということになるんじゃないですか?」

小出「もちろんです。ですから日本の国というのは、チェルノブイリの事故が起きた以降にひょっとして事故が起きるかもしれないし、起きた場合にはどういう放射能がどのように広がっていくのか、時々刻々と計算して、住民の被ばく量を評価して、事故の対策をとるとということを原則にしていました。そのためにSPEEDIと呼ばれている計算コードを作ろうとして、たぶん100億円を超えるお金をそれに費やしたと思いますし、20年を超える時間を費やしてやってきていたのですね。

ですから、今回の事故が起きてからも、SPEEDIを開発してきた人たちは、多分もう徹夜に近い状態でその計算を繰り返して、どちら側に放射能が流れていっているということをやっていたのだと私は思います。

ところがそのことを日本の政府はすべて秘密にしてしまったのですね。

半月ほど経ってその計算結果を出してきましたけれども、その計算結果を見る限りでは、南西方向と北西方向に放射能の雲が流れて、流れた時にヨウ素という放射能をですね、吸いこんでしまって、子どもを含めて大変な被ばくを実はしていたと後でわかったわけです。

本当はそれが初めにわかれば、ヨード剤というものをせめて子どもに飲ませて子どもの甲状腺の被ばくというのを少なくするということをできたはずなのですが、残念ながら日本の政府というのはむしろ隠してしまって、子どもたちの被ばくを放置してしまったということになりました。」

 *疑問 「国が健康や命より優先したものとは?」

玉川「少なくとも健康が目的であって、そのために基準を作ったのですね?」

小出「そうです。そうです。」

玉川「ところが、今、基準を上げたっていうところは、健康よりも別のものを優先しているとしか感じられないんですけれども。」

小出「もちろん そうです。」

玉川「これは何ですか?」

小出「それを認める以外に国家の崩壊を止められないからです。

これまで日本の国が作ってきた法律を本当に厳密に守ろうとするなら、福島県全域に匹敵するぐらいの土地を放射線管理区域にして、人々をそこから追い出さなければいけない、無人にしなければいけない。

目で見たら何でもありません。平和な自然のように見えるかもしれないけれども、放射線が目で見えないために、そこで暮らす危険を抱え込んでしまう。そのために放棄しなければいけない・・それはもう信じることができないほどの広大な面積だということなんですね。

それは・・日本の国家から見れば、たぶん受け入れられない。だからもうこうなってしまえば、住民を被ばくさせるしかないという、そういう選択を国家がしたんだと私は思います。」

8月18日 福島の子どもの甲状腺の内部被曝、厳密に測定すれば恐らく100% 小出裕章(MBS)
2011年8月18日(木)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。

番組内容

2011年8月18日【木】
民主党代表選?増税って!?
8月末にも民主党代表選挙が行われるようです。候補者が次々名乗りをあげていますが、国民からの期待はそれほど高まっている様子はありません。しかし、候補者が口にしている“増税”や“大連立”には番組に様々な意見が届いています。そこで、この経済状態で増税が行われると国民の財布にどのように影響するのか?経済ジャーナリストの荻原博子さんと話をしていきます。
京都大学の小出先生にはきょうの原発問題について聞きます。

録音


     内容書き起こし


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